オナニーを禁止する行為、略してオナ禁には様々なメリットがあると言われていますが、果たしてそれは本当なのでしょうか?
世の中には様々な性にまつわる逸話があります。インターネットでオナ禁と検索すれば、根拠のありそうなメリットもあれば、信憑性に乏しい効用もあります。オナ禁は確かにやり方次第ではメリットを受けることも可能ですが、世間で言われるほど絶大な効果があるのかというとそこは疑問だったりします。
今回はオナ禁にどのような効果があるのか、メリットやデメリット、その効能の信憑性などを踏まえて解説します。
オナ禁とは?どんな効果・メリットがある?
オナ禁とはオナニーを禁止する行為であり、禁止期間中はたとえムラムラしても射精を我慢する行為です。射精ができないと睾丸に精子が貯まるので、男性であればオナ禁をすればするほど性欲が溜まり、余計にムラムラすることになるでしょう。
ムラムラを解消するには一発抜いて賢者タイムを迎えた方が良いのですが、オナ禁をするということはこのムラムラを我慢するということでもあります。果たして性欲を我慢するその行為に一体どんなメリットがあるのでしょうか?
巷ではオナ禁をすると様々なメリットがあると言われています。特にテストステロンが貯まりやすいなどの噂があるのですが、果たしてそれは本当なのでしょうか?以下ではオナ禁で得られるメリットについて解説します。
オナニー以外のことに時間を使える
オナ禁をするメリットとしてまずオナニー以外のことに時間を使えるという利点があります。
だいたい男性がオナニーにかかる時間というと、30分ほど。人によってはオナニーをするにあたってAV鑑賞したりエロ漫画を読むなどの興奮を高める行為をするため、準備から射精に至るまでの時間を合算すると30分以上の時間を消費する可能性があります。
仮に毎日オナニーをするとした場合、1日30分とすると週210分、1ヶ月で900分もの時間をオナニーに使用することになります。これほどの時間があれば筋トレや勉強など、別のことに時間を充てられるでしょう。
勉強や運動などに時間を使いたい人にとって、オナ禁には時間の節約になるというメリットがあるのです。
誘惑に負けない精神力を鍛えられる
オナ禁をするということは、ムラムラを我慢するということでもあります。オナニーしたいという欲求が発生するたびに自制心を発揮してムラムラを我慢できるようになると、誘惑に負けない鋼の精神力を培うことができるでしょう。
人が生きる上で、時には感情を抑制し、我慢することは大切です。ちょっとイライラすることがあったからといってすぐに感情に任せて行動したら余計に失敗してしまう恐れがあるでしょう。
しかしオナ禁をして感情をコントロールする訓練を積めば、いつでも冷静に行動できる強い精神力を育てられます。
強い精神力はビジネスなどで真価を発揮することでしょう。
オナ禁後の射精感を楽しめる
オナ禁をするということは性欲が溜まっていくということです。当然、睾丸にはムラムラの根源も溜まっていくことでしょう。
セックスを楽しむには、いかにムラムラするかが重要です。どれほど綺麗な女性を前にしても、アソコが反応しないと楽しめません。
そこでオナ禁の出番です。例えば彼女やセフレ、風俗嬢とエッチをする一週間前などにオナ禁をして性欲を貯めておけば、いざ性行為をした時にムラムラを解放することで大いにセックスを楽しめます。
せっかくエロいことをするなら存分に楽しみたい、そのようなセックスを楽しみたい人ほどオナ禁はメリットがあります。
巷で流れるオナ禁の効果・メリットのほとんどは嘘
オナ禁をすると確かにムラムラが高まり、エッチを楽しめるなどのメリットもあります。しかし、巷で噂されているような絶大なメリットや効用というのはオナ禁ではまず得られません。
オナ禁に関する噂のほとんどは根拠のないデタラメです。オナニーをした程度で髪が薄くなることはありませんし、オナ禁をした程度で髪の毛量が回復するなんてこともありません。
以下ではオナ禁に関してよく聞くメリットの中でも、根拠のない噂レベルだった説について解説します。
オナニーしてもテストステロンは下がらない
世間ではオナニーをすると男性ホルモンであるテストステロンが下がるのではないのか、という噂がありますが、それは嘘です。
オナニーをした程度で体内のテストステロンの数値が下がることは基本的にありません。数値が下がらない以上、オナ禁をした程度でテストステロンの数値が改善されるということもないでしょう。
もしもテストステロンの減退防止を目的にオナ禁をする予定があるならば、止めておいた方が良いです。オナ禁をしたところでテストステロンが回復することはないです。
確かにオナ禁をすれば、テストステロンの消費が止まるので、一時的にテストステロンが増えていくでしょう。
しかしオナ禁を7日間継続すると、それ以降よりテストステロンの数値は上がらなくなります。つまり7日目以降のオナ禁はテストステロンの増加にまったく寄与しないということです。
テストステロンを増やしたいなら、オナ禁より筋トレをした方が良いでしょう。
オナ禁とテストステロンの増加に医学的な根拠はない
オナ禁とテストステロンの増加との間に特に医学的な根拠はありません。つまりオナ禁をするとテストステロンが増えて筋力が増強される、髪が増える、肌の艶がよくなる、などの効果は得られません。
この手の噂はネット上でよく見られますが、基本的に医学的な根拠はないので信じないでおきましょう。
別にオナニーを我慢したからといって、男性としての魅力が上がり、モテモテになるなんてことは基本的にありません。我慢するぐらいならセックスした方が健康的です。
性行為をした方がテストステロンは上昇する
実はテストステロンは性行為をした方がかえって増えます。つまり性行為を我慢するオナ禁は逆効果ということです。
特に男性の場合、セックスをするとテストステロンの数値が大きく上昇するため、いっぱいエッチすればするほど免疫力も上がるし、体調も万全になります。
性行為は体調を良くし、心の健康にも貢献します。なにより性行為をすればするほど男性機能も高まりますので、結果的にモテやすい男性となるでしょう。
オナ禁してもガンの予防にはならない
週5回以上オナニーをしている男性と、オナニーが少ない男性の場合、オナニーが多い男性の方が前立腺がんの発症リスクが低いというデータもあります。
つまりオナ禁をしてもガンの予防にはならないということです。
オナ禁をしたことでガンの発症リスクを下げられたというデータはなく、科学的な根拠もありません。むしろ発症リスクを上げる可能性すらあるだけに、オナ禁はメリットどころかデメリットの方が大きいかもしれません。
ムラムラというのは尿意と一緒で生理現象です。尿を我慢すると健康を損ねるように、ムラムラを我慢しても身体にとって悪い影響しかありません。ムラムラしたらしっかりオナニーして射精しましょう。そっちの方が健康的です。
オナ禁で増えるテストステロンとは?どのような効果がある?
根拠がないにも関わらず、なぜかオナ禁をするとテストステロンが増えるなんて流言がネット上にはあります。このテストステロンとは一体何なのでしょうか?
テストステロンは男性ホルモンのことで、体内でテストステロンが増加すればその分だけより男として魅力的な身体になるとされています。
要はモテモテな男になれるということです。オナ禁した程度でテストステロンが増えてモテモテになるなら、男にとって非常にありがたい副産物です。しかしテストステロンはそんなお手軽な方法では増えないです。
テストステロンについて以下で詳しく解説します。
筋肉質な男らしい身体になる
テストステロンが増えると男性ホルモンの分泌量が増し、より男らしい体が形成されます。男らしい肉体とはつまり、筋肉です。
筋肉量が増え、さらに骨格が頑丈になりますので、テストステロンが増えると男が理想とするような筋肉質な肉体が作られるでしょう。それに付随して体脂肪が少なくなり、内臓脂肪が低下するなど、よりスリムな肉体にもなります。
頑健な肉体が作られることで、疲労し難く、体力的に充実した毎日が送れるでしょう。それは仕事や趣味だけでなく、セックスの面でも効果を発揮します。なにしろセックスは体力勝負です。テストステロンを増して頑健な身体を作れば、より楽しいセックスライフを送れるでしょう。
男性機能の向上が期待できる
テストステロンの増加により男性ホルモンの分泌量が増えると、精神的な安定にも繋がります。
男性は女性と比べて精神が安定しやすいと言われる背景には、男性ホルモンの分泌によって精神が安定しやすいからだとも言えるでしょう。
精神的に安定し、さらに性欲も増していくなどの効果がテストステロンで期待できます。身体だけでなく心も強くすることで、男性機能の向上も期待できます。
テストステロンはさらに精子の生産や勢いの良い勃起をサポートしてくれるなど、男性機能を高める効果もあります。まさに男の機能を高める上で非常に重要なホルモン、それがテストステロンなのです。
行動力が上がる
肉体を強くし、精神を安定させるテストステロンが増加することで、行動力のある人間へと成長していくでしょう。
テストステロンはポジティブな思考や決断力に働きかける効用を有しています。大脳の働きを高めることで、やる気が漲り、行動力のある毎日を送れるようになるでしょう。
行動力というのはセックスに限らず、人生のあらゆる場面で必要とされるものです。行動力のある人ならば仕事やプライベートなど、あらゆる面で充実します。
最近なかなかやる気が出ず、調子が出ないなどの悩みを抱えているならば、筋トレをするなどしてテストステロンを増やす努力をしてみましょう。
モテる
強い体に安定した精神、そして行動力のある男、この3つが揃っている男性はやはりモテます。
もちろん全ての女性が男らしい男性を好むわけではありません。しかし一般的には女性は強い男性を好む傾向があります。テストステロンを増加させ、より男らしい人間へと成長することは結果的に女性にモテるという効果をもたらすでしょう。
女性からモテモテになりたい、もっとモテる体を作りたい、精神的にも成長したい、そのような悩みを抱えている人にとってテストステロンは効果を発揮するホルモンです。
オナ禁のデメリット
オナ禁をすると時間を節約できるなどのメリットがあります。他方で、デメリットもあるので注意してください。
メリットとデメリットを比較した結果、デメリットの方が上回るようでしたらオナ禁は無理してやる必要はありません。オナ禁を始める際にはどんなデメリットがあるのかまでしっかりチェックしておきましょう。
オナ禁のデメリットについて以下で解説します。
オナ禁をしてもテストステロンが増えるわけではない
まずオナ禁をしてもテストステロンが増えるわけではありません。ネット上に氾濫するオナ禁をすればテストステロンが増えてモテモテになるという話は、あくまで噂であって根拠はありません。
このような根拠のない情報に釣られると、無駄に時間を潰す結果になるので注意しましょう。
テストステロンを増やそうと思うのでしたら、まずは筋トレをしましょう。さらに十分な睡眠を取って、良質なタンパク質を摂取してください。
よく身体を動かし、よく寝て、よく食べる、これがテストステロンを増やすコツです。要するに健康的な生活を送っていれば自然とテストステロンは増えていくということです。
ムラムラしているのにオナニーを我慢しても特にこれといった効果はありません。ムラムラが溜まるとかえって不健康なので、興奮している時はさっさと抜くことをオススメします。
前立腺がんの発症リスクが上がる
オナ禁をするということはオナニーをしないということです。オナニーせず、射精をしないでいると前立腺がんの発症リスクが上がるなどのデメリットがあるので注意してください。
前立腺がんの発症リスクは、オナニーして射精をする回数が多い人ほど低いです。その反対で、オナニーしない人ほど発症リスクが高いという研究データがあります。
ムラムラを必死に我慢してオナ禁をしたところで、前立腺がんの発症リスクが上がるだけで、特にメリットはありません。健康のためにも定期的にオナニーしておきましょう。
EDのリスクがある
長期にわたってオナ禁をし、射精を怠っていると、EDになってしまうリスクが上がるので危険です。
オナニーをすると陰茎が勃起します。しかしオナ禁ばかりしていると勃起する機会が減ってしまうので、海綿体が硬くなり、やがては繊維化を引き起こす可能性があります。
海綿体の繊維化が起こると、勃起するための機能が低下する恐れがあります。つまりEDになるということです。EDのリスクを避けるためにも、普段よりオナニーをして勃起機能の向上に務めましょう。
膣内射精障害を起こすリスクがある
オナ禁を長期にわたってしていると、勃起機能が低下したり、さらにはいざという時に射精できない膣内射精障害を引き起こすリスクがあります。
膣内射精障害の原因は様々です。中には心因性の膣内射精障害もあるでしょう。たとえばムラムラしているのに我慢して性欲を抑える、つまりオナ禁を長期にわたって実践していると、いざセックスをしようという時にムラムラできずに射精できない恐れがあるのです。
膣内射精障害になると、セックスを楽しめません。いつでもセックスを楽しめるように、定期的にオナニーをして射精の準備をしておきましょう。
早漏になるリスクがある
オナ禁をすると早漏になってしまうリスクもあるので注意してください。
早漏とは、ちょっとした快感を与えただけですぐに射精してしまうことです。別に早漏が悪いというわけではないのですが、すぐにイッてしまうとセックスを楽しめないです。
一分一秒でも長く恋人やセフレとのセックスを楽しもうと思うなら、やはりある程度の時間は射精せず、我慢できた方がよろしいです。
オナ禁をすると性的刺激を受ける機会が減るので、ちょっとした刺激にも敏感に反応しやすくなります。場合によっては前戯の段階で射精してしまう恐れがあります。そうなってしまっては最後までセックスを楽しません。
セックスを楽しむためには、ある程度の快楽に耐性を持つ必要があります。きちんとオナニーをして、セックスの快楽に耐えられるように鍛えておきましょう。
オナ禁しても巨根にはならない
ネット上にはオナ禁をすると巨根になるという噂もあります。しかしそのような話に根拠はありません。
オナ禁をいくらしたところで男根が巨大になることはありませんし、逞しくなることもないでしょう。もしも男根が大きくなったとしたら、それは食事や筋トレなど別の要因が作用したからであり、オナ禁のおかげではありません。
男根を大きくしたいなら、筋トレや食事、睡眠などに気を付けて健康的な生活を送りましょう。
オナ禁が役立つ局面とは?
正直なことを言えば、オナ禁をしたところで得られるメリットというのはそれほどありません。テストステロンが欲しいなら筋トレした方が良いですし、なんならオナニーしないことで発生するデメリットの方が大きいほどです。
ただし、時と場合によってはオナ禁をしておいた方が有利に働くこともあります。以下ではオナ禁が役立つ局面について解説します。
風俗に行く前はオナ禁した方が良い
オナ禁が役立つ局面というと、一週間以内に風俗に行くような場合が該当します。
やはり風俗を万全な状態で楽しむためには、ムラムラが不可欠です。いざ風俗を楽しもうという時に賢者モードになっていたらとても楽しめません。
できるだけ風俗を存分に楽しむなら、オナ禁をして興奮を溜めておくと良いでしょう。
7日間オナ禁するとテストステロンが最大になる
テストステロンはオナ禁をしてから7日間で最大になるとされています。
7日間を越えてしまうと、オナ禁をいくらしてもテストステロンは増えません。つまり、ちょうど7日後にセックスをする予定を入れてからオナ禁をするのがベターということです。
テストステロンが最大まで溜まると、血流が良くなり、勃起しやすくなります。興奮もしやすくなりますし、身体のパフォーマンスも上がるので万全な状態でセックスを楽しめます。
セックスは身体が資本です。テストステロンはセックスをする上で非常に役立つ男性ホルモンです。7日間以内に風俗に行く予定があるならば、それまではオナ禁しておくと良いでしょう。
精子の量が増える
オナ禁をしておけば、その分だけ精子の量が増えます。精子の量が増えれば、いざ風俗でサービスを受けた時、最大限の射精快感を楽しめるでしょう。
ただテストステロンと同じで、良質な精子を作ろうと思うなら2日から7日以内が望ましいです。7日以上を越えるとそれ以上精子は増えないので無駄に時間を過ごすことになります。
最低でも2日、長くても7日、オナ禁をして精子を溜めておけば効率よく風俗で射精ができます。風俗に行く予定があるならば、7日を上限にオナ禁しておくと良いでしょう。
風俗を存分に楽しめる
オナ禁をして体調を整えておくことで風俗を存分に楽しめます。
いくら風俗が素晴らしいサービスを提供していても、男性に精力が残ってなかったら意味がありません。2日から7日ほどオナ禁してしっかり精力を溜めておけば、いざ風俗嬢よりサービスを受けた時に存分に快楽を堪能できます。
風俗に限らず、彼女やセフレとのセックスについても同じことが言えます。セックスを楽しむにはどうしても精力が必須になります。事前にオナ禁をしてムラムラをピークまで溜めておけば、セックスをする当日は最高の体験を受けられるでしょう。
我慢は身体に良くないのでオナ禁はしなくても良い
オナ禁とはムラムラを我慢してオナニーしたい欲望を抑えることです。しかし、そんなことして一体何の意味があるのでしょうか?
直近で風俗に行く予定があるのでオナ禁して性欲を貯めておきたいというのであれば、確かにオナ禁をする利点はあります。しかしそうでないならばオナ禁をするメリットは特にないです。
ムラムラを我慢することは身体にとって良くないことです。我慢するぐらいならばオナニーして発散しましょう。
7日以上のオナ禁には何のメリットもない
オナ禁は7日以上の長期にわたると、メリットと呼べるようなものがほとんどなくなります。
7日目以降よりテストステロンは増えなくなりますし、精子も増えません。7日目以降のオナ禁はただ無駄にムラムラを我慢するということになります。
もちろん、勉強や仕事などで忙しく、オナニーする暇がないというのであればオナ禁をしても特に問題はありません。しかし理由もなくオナ禁をしても、デメリットの方が多いです。
特に理由がないようであれば、ムラムラは我慢する必要はありません。
我慢するぐらいなら抜いた方が良い
ムラムラは我慢するよりも解放してしまった方が精神的にも肉体的にも良いです。我慢したところで何かメリットがあるわけでもありません。
むしろオナ禁をすると男性機能が衰えてしまうリスクがあるだけに、デメリットの方が大きいです。
我慢するぐらいならば抜いてしまいましょう。しっかりオナニーをして勃起を促し、射精をしておくことが下半身の健康に繋がります。
定期的にオナニーして射精に慣れておけば、いざ本番を迎えた時に万全の状態で挑めるでしょう。
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